ポケモンユナイト攻略 勝てるかも
ポケモンユナイトのネットワークテスト期間にハイパー2(どれくらい強いかわからない)まで行くのに何を考えてやっていたか。こうしたらもっとよかったことを書いていきます。MOBA用語も使っていますが、わからないところは調べながらか雰囲気で読み進めてください。
めちゃくちゃ長くなったので、同じ内容をいくつかに分けて記事にします。
そこではMOBA用語の説明もはさんでいこうと思います。
正式リリース前
ポケモンユナイトは正式リリースが7月で、ネットワークテストで初めて遊んだ人がほとんどでした。
ランキング上位はなにかのMOBAをやっている人も少なくなかったようです。
ポケモンユナイトはシンプルなので、いつ何をしたらいいのかメタが固まってくるのはわりと早いと思います。
リリースされたら上手い人の動画を見て立ち回りを学んでくのが上達への近道。
これから書くことが頭にあるだけで一定の強さまで行くスピードが全然違います。
個別の判断というより、勝率を上げるための基礎を書きました。
そもそも、何をしたら勝ちなのか
ポケモンユナイトは相手より多くゴールを入れたら勝ち。
大事な事なのでもう一回
ポケモンユナイトは ”相手より多く” ゴールを入れたら勝ち
相手より多くゴールを入れたら勝ちなので、大きく2通りの戦略になります。
①攻めて相手のゴールに入れる
②守って自分のゴールに入れさせない
ネットワークテストの時は②の動きをしているプレイヤーはほとんどいませんでした。私も意識しだしたのは最後の日でした。
自分が片方のレーンにいたら、他の4人が寄ってきて、がら空きのゴールに入れられるとか。
終盤サンダーとって守るだけで勝てる時に、突っ込んで負けとか。
このゲームは相手を倒すゲームではありません。
相手より多くゴールを入れるゲームです。
もちろん守るたけじゃ勝てないので、攻めと守りの切り替えが重要になります。
野球のように攻守がはっきりしてないので、攻めたらいいのか、守ったらいいのか迷うと思います。私も迷います。
攻め、守りはいろんな要素が絡んできます。ここでは攻めだけではダメ。守りも必要くらいに覚えておいてください。
知識、考え方>操作技術
MOBAは判断の連続で、よりよい判断が勝ちにつながります。一部の超人が個人技で勝つこともありますが、基本は判断が重要になります。
MOBA経験者は経験から判断する材料をなんとなく持ってます。私は次のようなことを意識してやっていました。
①事前準備が大事
・設定
デフォルト設定は初心者にも遊びやすいようになっています。遊びやすくても、勝てるかというとそうではありません。
逆に自由度が高いほうが相手に勝ちやすい選択肢がとれます。操作が多少難しくても自由度が高くできるのが次の設定です。
アドバンス設定
これは必須です。
相手のポケモンと野生のポケモンへの攻撃をA、Bボタンで分けられます。
強化攻撃の表示
強化攻撃のタイミングを可視化できるのでON。
照準アイコン
これも必須。
この設定をしないと、一番近いポケモンか、一番HPの値が低い、割合が低いポケモンに攻撃することになるので一番奥にいることが多いピカチュウのようなポケモンに長生きされて終わるのでON。
エイムアシスト
はじめのうちはあった方がいいかもしれませんが、邪魔になってきたのでOFFにしました。
短押しでゴール
必須です。
ゴール時間がコンマ何秒変わります。
・もちもの重要
もちものがテスト段階で16種類ありました。ポケモンとポジションに合ったもちもの選択か、もちものをLv20まで上げたかで、勝ちやすさが変わります。
私はピカチュウを使うことが多く、しんげきメガネ、ものしりメガネ、かいがらのすずをつけていました。もちものLv20まで上げたピカチュウと上げていないピカチュウで戦ったら99%Lv20まで上げたピカチュウが勝ちます。
遠距離アタッカーは基本的に攻撃か特攻を上げる方向で固まると思います。他のは全然試せてないのでわかりません。
どのアイテムが強いのか、このポケモンには何を使ったらいいのかが模索段階で、リリース後1,2週間くらいで固まってくると思います。
②ノーリスクローリターンが最強
MOBAの経験がない方にスノーボールという概念を紹介します。
小さい雪玉がだんだん大きくなるように、序盤に小さなリードをとって、リードを少しづつ積み重ねて、大きくリードするのをスノーボールと言います。
サンダーがいるから終盤ゲーでしょと考える方もいると思いますが、うまくスノーボールしたら、そもそも一方的にサンダーをとれるなんてこともよくあります。
序盤から小さなリードを取ることを考えましょう。
小さなリードといってもどうしたらいいのか。
最高なのはノーリスクローリターンです。一方的にリターンがとれて、こちらにリスクがない。最高です。
○ノーリスクローリターン
ノーリスクローリターンの典型的な例が、遠距離攻撃のポケモンで近距離攻撃のポケモンを一方的に攻撃することです。遠距離ポケモンは体体力が減らずに、いいポジションをとれたり、相手次第ではキルまでつながります。
・ゴール後相手の資源をとる
ゴールした後に相手の回復のきのみを使ってしまう、相手側の野生のポケモンを狩るのも相手が近くにいなければリスクがありません。
実際ノーリスクの行動ばかりとれないので、ローリスクローリターンを確実に成功させることも大切です。
○ローリスクローリターン
・上レーン中央のヘイガニ、下レーン中央のタブンネ、ハチを狩る
Lv差のところで詳しく書きますが、上レーン中央のヘイガニなどを狩れば差が広がります。
数的有利を作ったり、Lv差があるとローリスクミドルリターンの行動がとれるようになります。
○ローリスクミドルリターン
・ジャングラーがレーンにガンク
ジャングルのポケモンを狩り終わったジャングラーがレーンにガンクをする。ジャングルはLvが高く数的優位もつくれて、相手が前に出すぎていた場合はキルできます。
・Lv差がついたら中央より前に出て狩らせない
1Lv違うだけで大きな差になるので、2Lv、3Lv差がついてきたら中央でゾーニングして相手が安全にポケモンをファームできる範囲を減らしていきます。
最後の手段ハイリスクハイリターン
キルをとればゴールができると思っていても、逆にキルされてゴールを入れられるとか最悪ですよね。
しかも序盤のゴールはポイントも集まっていないので、よく考えるとハイリスクローリターンかもしれません。
ハイリスクハイリターンが許されるのは、序盤、中盤負けていてサンダー取らなきゃ負けるから5人全員で突っ込むとか。100ポイントいれれば勝ちのとき隠れながらバックドアでゴールとか。成功確率は低いけど、そ やらなきゃ負ける時以外は、ハイリスクハイリターンな行動はとりません。勝ってる時に無理をすると逆転負けが普通に起こります。
不要なリスクは取らないようにしましょう。
難しいのが、初心者にはハイリスクだろと思っていても、上級者にはローリスクみないなことも多々あります。
ゴール下まで突っ込むのは危険な行為ですが、体力有利、数的優位、Lv優位などが重なることでローリスク状態に持って行くことができます。
絶対的に○○はローリスク、○○はハイリスクと決めつけるのは成長をとめることになるので、経験を重ねて状況判断の精度を高めていきましょう。
③Lv差=正義
序盤は基本的にファーム優先。
野生のポケモンが出現したらすぐに狩る。これを心がけるだけで、全然違います。特にジャングルのLv上昇の速さは異常で、多少レーンが負けていても、ちゃんとジャングルが育てば勝つこともあります。
・レーンで気を付けること
このゲームは野生のポケモンが出現する数は左右同じで、全て狩れば左右のチームが同じだけファームしたことになります。どこで差がつくかというと中央のヘイガニ、タブンネ、ハチです。これらのポケモンを常に狩り続ければ、一方的に差が開いていきます。
・レーンのポケモンはジャングルを狩らない
上で書きましたがジャングルは育つのが早く、ガブリアスのように序盤はあまり強くないけど、中盤以降強いポケモンが受け持つことになりそうなので、レーンはジャングルを狩ってはいけません。例外として中央のヘイガニが相手にわたりそうな時はスティールします。味方が狩るところを横取りするのは論外です。
・相手に狩らせない
リスクリターンで書きましたが、自分たちだけ野生のポケモンを狩って相手が狩れないとどんどん差が開いていきます。そのためには第1ゴールを相手より早く奪ったり、中央をゾーニングできたら積極的に狙いましょう。
④オブジェクト
ゴール、サンダー、ロトム、カジリガメの取り合いで勝つとゲームを有利に進められます。
これらを甘く見てはいけません。本当に。
サンダー取られて逆転勝ちはイメージしやすいですが、上の方で書いたように序盤からどれだけリターンを積み上げるかが勝利のカギです。
ファーストゴールが壊されたら安全に動ける範囲は大き減ります。ゴール差、Lv差が発生するため、ファーストゴールが最も重要なオブジェクトかもしれません。少なくとも、その気持ちを持っていた方が勝率は上がるでしょう。
・ユナイト技はオブジェクト戦でつかう
ユナイト技は強力で数的優位、Lv差をひっくり返すことも可能です。ピカチュウは十万ボルト、かみなりも強いのにユナイト技も強いので、愛されている。
ユナイト技は重要なオブジェクト戦で使い、オブジェクトをとれる確率を上げましょう。
・ロトム、カジリガメは集団戦を行うための装置
序盤強い構成vs終盤強い構成だと、攻めと守りが明確になるので集団戦が起きにくくなります。
遠距離vs近距離も近距離がゴール下にこもって集団戦が起きないこともよくあります。
ロトム、カジリガメをおとりにして相手を呼び寄せて強制的に集団戦を起こすのがメインの使い方になってくると思いつつ、LoLみたいにリフトヘラルドを始めたらドラゴンをとるのと同様に、相手がロトムをはじめたから、カジリガメをとる戦略が多くなるかもしれません。
⑥習慣化
・ミニマップを見る
1秒に一回くらいはチラ見します。
MOBAプレイヤーの必須スキルです。習慣なので気が付いたら、ミニマップを見ることから始めてください。
・時間を気にする
10分しかないので気にするポイントは少ないのですが、ロトム、カジリガメ、サンダー出現が近づいたら集団戦がいつでもできる準備をします。一番重要な時間は残り2分でサンダー出現だけじゃなく、得点が2倍というボーナスがつきます。1秒違うだけで何10点も違うことになりかねないので、2分が近づいてきたらゴールのタイミングを意識してください。得点2倍を狙って相手にキルされたら、元も子もないのでそこは状況を見ながら判断して下さい。
・最大射程で攻撃する
遠距離ポケモンは基本的に最大射程で攻撃します。攻撃するときに円が出るんですけど、最大射程は円のちょっと外なので、慣れましょう。
逆に近距離キャラは相手と距離ができたら攻撃できないので、できるだけ近づき続けます。
・ファームする
上でいった通りです。ファームしましょう。
・リスクリターンを常に意識する
正直できていないんですが、この感覚がきちんと身につかないと、判断の軸が育たないので大事だと思ってます。
・通常攻撃を忘れない
通常攻撃→技→通常攻撃→技→通常攻撃とつなぐことで通常攻撃のスキをなくして、技だけ打つより当然ながらDPSが高くなります。
例外として通常攻撃をしたら技が避けられる、味方に合わせてCCチェインをしたいときは技→通常でいいと思います。
・ポジションは意思を示す
ピックをする前にこのポジションに行きますと、意思表示をしてください。意思表示をしないまま、各々が好きなポケモンで好きなポジションに行くと片側レーンが1人しかいない。ジャングルがいない。このようなことが起きます。
最悪、試合開始して空いてるポジションに行くという手もありますが、減るもんじゃないのでポジションの意思表示はしてください。
・プレイヤーのエオスエナジーを把握する
味方のエオスエナジーはもちろん、相手のエオスエナジーを把握できると、より高度な駆け引きができます。相手のエオスエナジーは少ないからゴールされても問題ない。ロームしようといった判断ができます。私はできません。
味方のエオスエナジーを把握することは上級者でなくても、やった方がいいです。
ゴールには耐久値が設定されていて、あと1ゴールで壊れる時に自分が1ゴール入れるより、より多くのエオスエナジーを持っている味方がゴールした方が勝利につながります。そういう時は相手を牽制しつつ味方をサポートします。そういう動きができると、勝率が上がります。
強いポケモンを使い倒せ
その時期に強いポケモンというのは確実にいて、ネットワークテストではピカチュウがかなり強い部類でした。今後、新ポケモン追加、バランス調整でピカチュウが強くないタイミングは来ると思いますが正式リリース直後は強いままな気はしているので、私はピカチュウを使います。あとエースバーン。
なぜ強いポケモンを使い続けるのかというと理由はいくつかあります。
・強いポケモンのほうが勝ちやすい
ネットワークテスト環境でいえばフシギバナよりピカチュウのほうが強かったです。それはダメージであったり、技の構成であったりいろんな要素が組み合わさって結果として出てきます。愛着のあるキャラで戦うのは否定しませんが、勝ちたいのであれば強いキャラを使用することをオススメします。
・そのポケモンの理解が深まる。
外から見るだけではわからなかったポケモンの強みや弱みが理解できるので、相手がそのポケモン使ってきた時も、どう対処したらいいかわかります。
毎回ポケモンを変えていると理解や操作が深まりません。他のプレイヤーが先に取らなければ使い続けた方が成長スピードが速いです。
・負けた理由がわかりやすい
強くないポケモンを使うと、負けた時にポケモンが弱かったから負けたのか、自分の判断がわるかったのかぼんやりします。強いポケモンを使っていて負けたら、ここが悪かったと反省がしやすくなります。
・メタによって強いポケモンが変わる
ネットワークテストではピカチュウが強かったですが、新ポケモンが出たり、バランス調整が行われればピカチュウが弱体化することもあるでしょう。その時にピカチュウをやめて、そのとき強いキャラで戦うということを繰り返します。強いポケモンの強みは他のポケモンに応用できる場面があるので、一体のポケモンを練習し続けることは他のポケモンの練度を上げるのにもつながります。
・資源を節約できる
ネットワークテストは特にそうでしたが、もちもの強化キットの入手数が限られていたため、複数のポケモンを最大のポテンシャルで使うのは困難でした。正式リリース後も最初はもちもの強化キットを手に入れるのは時間がかかることが予想されるので、1番ポテンシャルの高いポケモンを使い続けるのは理にかなっています。
長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございます!